【新馬戦振り返り】ディープインパクトラストクロップのオープンファイアが新馬勝ち!

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はじめに

2022年9月11日の中京5レース新馬戦を振り返ります。ディープインパクトのラストクロップであるオープンファイヤが単勝1.3倍の人気に応えて新馬勝ちを収めました。

レース

開催 中京5レース
コース 芝2000m
天候 / 馬場状態 晴 / 良

馬場状態は良馬場。中京の開幕週ということで状態は良い感じでした。直線のオッズは1番人気がオープンファイアで、ピースオブザライフが2番人気に続きました。

アンタッチャブルが躓いて出遅れ。またオープンファイアももったりと発馬して出遅れとなりました。さらにツージーフェイスは二の足がつかず最後方からの競馬に。ハナはサンライズジークがとりレースを進め、2番手にピースオブザライフがつけました。少頭数の2000mということもありかなり遅いペースでレースが進みました。前半3Fは39.4、5Fは66.6でした。

隊列そのまま4コーナーから直線に入ると、サンライズジークとピースオブザライフが追い出しを開始。わずかにピースオブザライフが抜け出してこのままゴールかと思われましたが、後方にいたオープンファイアとツージーフェイスが徐々に前との距離を縮めると、最後はオープンファイアが伸びて前を走るピースオブザライフを交わしてゴール。1着オープンファイア、2着ピースオブザイライフ、3着ツージーフェイスとなりました。

注目馬

オープンファイア

父ディープインパクト、母ゴーマギーゴーという決闘の牡馬。ディープインパクトのラストクロップで、2021年のセレクトセールにて3億3000万円の値で競り落とされました。デビュー前から注目されていて、単勝オッズ1.3倍という数字からも、その期待を伺うことができます。

レース内容はスタートから直線まで、まだまだ幼く、気持ちがレースに向かっていない感じがみられました。ルメール騎手も直線強く追い出している感じでしたが反応せず、このまま4着くらいかと思ったところで、前方にいる馬の脚が上がってきたこともあり、一気に差を詰めることとなりました。

オープファイアの上がり3Fは33.4で2位。ちなみに昨年同時期の中京芝2000m新馬戦でトゥデイイズザデイが勝ったレースが似たような傾向だったので比較してみると、2着のジャスティンロックは最後の3F33.6という数字でした。ジャスティンロックはその後京都2歳Sを勝ち、皐月賞でも悪くないレースをしています。このレースの勝ちタイムやペースなどケチをつけたくなるところではありますが、成長する前提でいえば、まったく無視できる存在ではないかなと思います。偉大なサイアーのライスとクロップですし、素直に応援したいと思いました。

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おわりに

ディープインパクトのラストクロップで注目のオープンファイアが無事に新馬戦を勝利。まだまだ課題はありますが、ひとまず次につながる結果でしたので、引き続き注目していきたいところです。