【新馬戦振り返り】武豊騎手騎乗のフォトンブルーが新馬勝ち!
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はじめに
2022年8月28日の札幌5レース新馬戦を振り返ります。種牡馬シルバーステートの半弟フォトンブルーが競り勝って新馬勝ちを収めています。
レース
開催 | 札幌5レース |
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コース | 芝1800m |
天候 / 馬場状態 | 晴 / 良 |
馬場状態は良ですが開催を重ねて荒れてきている状況。実際外から伸びる馬が見られた日でした。直線のオッズは1番人気がジャスタウェイ産駒のエルデストサン。2番人気がミッキーグロリア。以下フォトンブルー、マテンロウメテオラ、ロゴデザインと続きました。7頭立ての少頭数レースです。
スタートはジェイケイロンドンがゲートから出るのが遅れて最後方。好スタートからエルデストサンとプレザントアンクルが先行し、最終的にはエルデストサンが逃げる形。マテンロウメテオラが2コーナーあたりでポジションを上げて2、3番手となり、そのままレースが進みました。前半3ハロンは37.8、5ハロン通過は63.0というペースとなりました。
3コーナーからペースアップ。2番手につけていたプレザントアンクルはここで付いていけずに後退。先頭を走るエルデストサンは内ラチ沿いを嫌って外目に膨れながらのコーナリングで直線。早めにエルデストサンが抜け出しますが、4コーナーで直後につけていたフォトンブルーが続きます。最後は追い比べとなると、やや太そうな感じでしたがフォトンブルーがエルデストサンを交わして1着。2着にエルデストサン、3着は外に進路をとったミッキーグロリアでした。
注目馬
フォトンブルー
父ハーツクライ、母シルヴァースカヤという血統の牡馬。半兄のシルバーステートとヘンリーバローズは重賞未勝利ながらも素材を買われて種牡馬入りしており、特にシルバーステートはション粘土産駒から2019年産の牝馬戦線を牽引したウォーターナビレラを輩出しています。
まずまずのスタートから3番手、向正面では先頭からやや間を開けた4番手を追走。3コーナーからのペースアップでポジションを上げ、直線ではエルデストサンをマークする形に。やや太めな印象のある走りでしたが、ゴール手前でこれを交わして勝利。交わしきっての勝利は評価できると思います。怪我がちな血統というのだけが不安ですが、使ってさらに上積みが期待できそうですし、もしかするとクラシック路線に乗ってくるかもしれません。ジョッキーと厩舎の関係にも注目が集まりますね。
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エルデストサン
父ジャスタウェイ、母イイナヅケという血統の牡馬。3代母にはダートで強烈な末脚を披露して注目を集めたブロードアピールがいますので、ダービー馬ワグネリアンが近親にいるという良血です。好スタートから終始レースを引っ張ると、3コーナーからのペースアップを演出しながらも最後までフォトンブルーと追撃に抵抗しました。逃げた分標的になりましたが、次走もパフォーマンスが維持できれば勝ち上がりの期待は高そうです。
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おわりに
良血馬のワンツーで、さらに内容もお互い悪くなかったので、今後が楽しみな新馬戦でした。引き続き注目ですね。